本間ゴルフ 2026 D1 と前作 D1(2024年モデル)の違い変わった中身と、直営価格が2倍になった意味
更新:2026年9月16日広告を含みます
本間ゴルフの 2026 D1 ボールが9月11日に出ました。前作の2024年モデルと何が違うのか、買い替える価値があるのかを先に書きます。中身の変更は2つ。新しく配合したソフトコアと、構えを助けるクロスラインガイドです。飛距離はヘッドスピード40m/sの自社テストで前作比5.4ヤード伸びたと本間ゴルフは説明しています。一方で直営オンラインの価格は1ダース1,300円から2,750円へ。1球あたり約108円が約229円になりました。上がり幅は2倍です。数字を並べて、どちらを買うか決められるようにします。
ギアオタクの本命
本間ゴルフ 2026 D1(2ピース・高耐久アイオノマー・1ダース2,750円) 年に何度もボールをなくさない人、そしてティーショットの飛距離を1ヤードでも足したい人に向きます。新配合ソフトコアで反発を上げ、高打出し・低スピンにしたと本間ゴルフは説明しています。新色ピンクを加えた6色から選べる点も、ボールを見失いにくくしたい人には効きます。
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1ラウンドで何球もなくす人に
本間ゴルフ D1(2024年モデル・1ダース1,300円) 直営オンラインでまだ買えて、新作の半額以下です。構造は同じ2ピースのアイオノマーカバー。5.4ヤードのために1球あたり121円を足すかどうかで決めてください。
この記事の内容
結論
中身の進化は小さく、価格の差は大きい。
2026 D1 と前作は、どちらも2ピース・アイオノマーカバーのディスタンス系です。変わったのは2か所。コアの配合と、構えたときにラインを合わせるクロスラインガイドです。飛距離はヘッドスピード40m/sの自社テスト平均で前作比5.4ヤードと本間ゴルフは説明しています。
ただし直営オンラインの価格は1ダース1,300円から2,750円になりました。1球あたりで約108円と約229円。倍以上の開きです。決め手はここになります。ボールをあまりなくさない人は新作、よくなくす人は前作。アプローチでキュッと止めたい人は、どちらでもなく D1 SPIN や TW-S が候補になります。
2026 D1 と前作、変わったのはコアとガイドの2つ
| 項目 | 2026 D1 | D1(2024年モデル) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年9月11日 | 2024年 |
| 直営オンライン価格(税込・1ダース) | 2,750円 | 1,300円 |
| 1球あたり | 約229円 | 約108円 |
| 構造 | 2ピース | 2ピース |
| コア | 新配合ソフトコア | RMソフトコア(再生材を配合) |
| カバー | 高耐久アイオノマー | アイオノマー |
| アライメント | クロスラインガイド(進化版) | なし |
| カラー | 6色(白・黄・橙・緑・ピンク・マルチ) | 5色(白・黄・橙・緑・マルチ) |
| メーカーの説明 | 高打出し・低スピンでキャリーを伸ばし、前作比5.4ヤード | コアを大きくソフトにして高初速と安定した打感。368ディンプル、ヘッドスピード47m/sまで推奨 |
表を縦に見ていくと、コアの配合とボールに入った目印という2か所を除けば、前作から手を入れていない行のほうが多いことが分かります。2ピース、アイオノマーカバー、ディスタンス系。骨格はそのままです。
差が出たのは価格の行でした。1ダースで1,450円、1球あたり121円の開き。楽天市場でも前作は1ダース1,280〜1,680円で売られていました(2026年9月16日確認)。在庫が残っているうちだけの値段です。
「前作比5.4ヤード」はヘッドスピード40m/sの自社テストの数字
この5.4ヤードという数字の扱いを決めておきます。テスト条件はヘッドスピード40m/sでの同社テスト平均値。自社の計測です。
40m/sは、男性アマチュアの平均に近いところです。自分のヘッドスピードがそれより遅ければ差は縮み、速ければ広がる可能性があります。そもそも同じ人が同じ日に打っても、キャリーは数ヤード揺れる。1ラウンドで体感できる差ではないと考えて、ほかの条件で選ぶほうが後悔は少ないはずです。
メーカーの発表値を否定したいわけではありません。条件つきの数字だと分かったうえで、121円の差額に見合うかを自分で判断してほしい、ということです。
競技に出る人はもう1点。本間の D1 は公認球として売られていますが、実際に使えるかどうかは日本ゴルフ協会の適合球リストに載っているかで決まります。リストの更新は毎月第1水曜日。出場前に最新版を見てください。
ギアオタクの目:2ピースのアイオノマーで何が起きているか
1. コアが飛距離、カバーがスピンを決めている
2ピースは、中身の大きなゴムのかたまり(コア)と、その外側の樹脂の殻(カバー)でできています。ドライバーで潰れて戻るのはコア。だから飛距離を左右するのはコアの配合です。
一方、アプローチでフェースの溝が触れるのはカバーだけ。アイオノマーは硬くて傷に強い代わりに、ウェッジで噛みにくい素材です。コアを新しくしても、この性格は変わりません。グリーン手前から転がして寄せる人には問題になりませんが、キュッと止めたい人には物足りない作りです。素材が決めている差だからです。
2. 「ソフトな打感のまま反発を上げる」は引っぱり合いの関係
コアを軟らかくすると打感は柔らかくなりますが、潰れたあと戻る力は弱まりやすい。逆に硬くすれば反発は上がるものの、手に来る感触は硬くなります。この2つは同時には取りにくい。
本間ゴルフは新配合のソフトコアでこの両立を狙ったと説明しています。ただし配合の詳しい中身も、コンプレッション(硬さの指標)の数値も公表されていません。数字で確かめられるのは、いまのところ5.4ヤードという1つだけ。判断の材料としては細い、というのが正直なところです。
3. クロスラインガイドは飛距離の道具ではない
ボールに入った十字のラインは、ターゲット方向とフェースの向きを同時に合わせるための目印です。性能ではなく、構えを助ける仕掛けにあたります。
これを軽く見ないほうがいい理由があります。1メートルのパットでフェースが1度ずれると、カップの幅から外れるだけの誤差が出る。ラインを引かずに置くだけで向きを作れるのは、実務的な利点です。逆に、いつも油性ペンで自分のラインを引いている人にとっては、すでに手に入れているものを別の形で渡されただけになります。好みが割れます。
4. 価格差は「年に何球なくすか」で決まる
1球あたり約229円と約108円。差は121円。年に3ダース使う人なら、差額は約4,350円になります。
池やOBでボールを失う回数が多いうちは、球種よりも本数を確保するほうが実益があります。ラウンド中に残りが1球になると、それだけで振り方が変わる人もいる。飛距離5.4ヤードと、予備の1ダース。どちらが自分のスコアに効くかで決めてください。
D1 の兄弟モデル:止めたいなら別の型を選ぶ
商品画像:楽天市場(広告)。画像を押すと楽天市場の販売ページに移ります。
| モデル | 構造 | カバー | 1ダース(税込) | 1球あたり | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026 D1 | 2ピース | 高耐久アイオノマー | 2,750円 | 約229円 | 飛距離と価格の釣り合いを取りたい人 |
| D1(2024年モデル) | 2ピース | アイオノマー | 1,300円 | 約108円 | 球をよくなくす人・数を確保したい人 |
| D1 SPEEDMONSTER | 3ピース | 高耐久アイオノマー | 3,960円 | 約330円 | D1 より飛距離を求める人 |
| D1 SPIN | 2ピース | 高耐久ウレタン | 3,960円 | 約330円 | 飛距離にスピンを足したい人 |
| TW-X(2024年モデル) | 3ピース | プレミアムキャストウレタン | 5,280円 | 約440円 | 飛んで止まる中でも飛距離寄りがいい人 |
| TW-S(2024年モデル) | 3ピース | プレミアムキャストウレタン | 5,280円 | 約440円 | 同じ条件でソフトな打感がいい人 |
カバーの列だけを追ってください。そこが値段の差です。アイオノマーとウレタンで、1.4倍から2倍に変わります。ウレタンは軟らかく、ウェッジの溝が噛んでスピンがかかりやすい素材です。その代わり傷が付きやすい。寿命は短い。同じ1球でも、使い切るまでのラウンド数が違ってきます。
D1 SPIN は2ピースのままカバーだけウレタンにした型です。ドライバーの飛びをあまり犠牲にせず、アプローチで止めたい人の選択肢になります。値段は D1 の1.4倍。
どれを買うか
ここまでの数字を、買う人ごとに割り振ります。基準は1つ。年に何球なくすかです。
2026 D1 を選ぶ人
- 1ラウンドでなくすボールが1球以下の人(差額を飛距離に回せます)
- ティーショットの飛距離を優先していて、アプローチは転がして寄せる人
- ボールを置くときの向きを、ラインを引かずに決めたい人
- 白以外の色を使いたい人(新色ピンクを加えて6色)
前作の D1(2024年モデル)で十分な人
- 年に3ダース以上使う人。差額は年4,350円ほどになります
- 練習ラウンドや、林や池が多いコースをよく回る人
- 5.4ヤードの差を体感できる自信がない人(条件つきの平均値です)
D1 をやめたほうがいい場合
- アプローチでキュッと止めたい人は、どちらの D1 も向きません。アイオノマーカバーはウェッジで噛みにくい素材です。D1 SPIN(2ピース・ウレタン・3,960円)か TW-S / TW-X が候補になります
- ヘッドスピードが47m/sを超える人。前作の推奨は47m/sまででした。2026 D1 の推奨上限は公表を確認できていません
- いま使っているボールで距離感が合っている人。ボールを替えるとアプローチとパットの転がりが変わります。スコアを崩す原因になりやすいところです
よくある質問
2026 D1 の発売日と値段は?
発売は2026年9月11日です。価格はオープン価格で、HONMA 直営オンラインショップでは1ダース2,750円(税込)で売られています(2026年9月16日確認)。参考税込価格として2,750円と伝えている媒体もあります。
前作の D1 はまだ買えますか?
買えます。HONMA 直営オンラインショップでは2024年モデルが1ダース1,300円(税込)で残っていました(2026年9月16日確認)。楽天市場でも1ダース1,280〜1,680円で出ています。在庫限りなので、気に入っているならまとめ買いを考えてもいい場面です。
5.4ヤード飛ぶというのは本当ですか?
本間ゴルフの発表値です。条件はヘッドスピード40m/sでの同社テスト平均値と伝えられています。第三者機関の計測ではなく、条件が変われば差も変わります。当研究所では計測していません。
D1 と D1 SPIN はどちらがいいですか?
アプローチで止めたいかどうかで分かれます。D1 はアイオノマーカバーで1ダース2,750円、D1 SPIN は高耐久ウレタンカバーで3,960円です。ウレタンはウェッジの溝が噛みやすい代わりに傷が付きやすく、寿命は短くなります。