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T100アイアン 2023年モデルと2025年モデルの違い7番は34度から33度へ。買い替えるべき人は多くありません

更新:2026年9月13日広告を含みます

ゴルフカートの上で撮った、タイトリスト T100 の7番アイアンのバックフェース
筆者撮影(2024年4月、ラウンド中のカートで)。私が使っている T100 の7番です。2025年モデルより前の世代で、ヘッドのロゴと刻印は製品そのままです。

T100 は、見た目がほとんど変わらないまま2年ごとに新しくなるアイアンです。2025年8月に新モデルが出て、「前のモデルと何が違うのか」「中古の2023年モデルで十分か」と迷う人が増えました。公式資料で比べると、変わったのはロフト・ロングアイアンの構造・溝の3点です。

この記事の内容

  1. 結論:2023年モデルで不満がなければ急がなくていい
  2. 番手ごとのロフト比較
  3. 2025年モデルで変わった3つのこと
  4. 価格の差
  5. 買い替えたほうがいい人、そのままでいい人
  6. 中古で買うときの見分け方
  7. 私の T100 について
  8. よくある質問

結論:2023年モデルで不満がなければ急がなくていい

2025年モデルは、全番手のロフトが1度立っています。7番は34度から33度になりました。
つまり「同じ7番」でも、少し飛ぶ方向に番手がずれただけです。2023年モデルで距離の階段に困っていないなら、買い替える理由は大きくありません。
買い替えを考えてよいのは、3番・4番を入れている人と、これから T100 を初めて買う人です。

ユーティリティの記事ウェッジの記事で、同じ番手の名前でもロフトが違うと書いてきました。同じ T100 という名前でも、世代が変わるとロフトが違います。

番手ごとのロフト比較

この表は横にスクロールできます右へスライド →
番手2023年モデル2025年モデル
#321度20度−1度
#424度23度−1度
#527度26度−1度
#630度29度−1度
#734度33度−1度
#838度37度−1度
#942度41度−1度
P46度45度−1度
W50度49度−1度

2023年モデル:タイトリスト日本公式の製品ページ。2025年モデル:タイトリスト日本公式の T-SERIES スペック表(2026年9月13日確認)。

すべての番手が、きれいに1度ずつ立っています。番手と番手の間隔(4度前後)は変わっていません。距離の階段の形はそのままで、階段全体が少し上に移ったと考えてください。

1度の差は、飛距離にするとおおよそ数ヤードです。ユーティリティの記事で書いた「3度でおよそ10ヤード」から見ても、1度で番手の距離がはっきり変わるほどではありません。

気をつけたいのはピッチングウェッジの下です。2025年モデルの P は45度になりました。ウェッジを50度から入れている場合、2023年モデル(P=46度)では4度差だったのが、5度差に広がります。買い替えるなら、ウェッジとの間隔も一緒に見直してください。

2025年モデルで変わった3つのこと

タイトリストの公式ニュースリリースに書かれている変更点は、次の3つです。

① ロフトが1度立った(7番で33度)

上の表のとおりです。公式は「前作より1度ストロングロフト化」と説明しています。

② 3番・4番に「マッスルチャネル」が入った

長い番手だけ、ヘッドの構造が変わっています。公式の説明では、ロングアイアンの打ち出しと最高到達点を高くするための変更です。

3番・4番を使わず、5番からのセットで組んでいる人には関係しません。T100 の標準セットは #5〜P の6本です。

③ 7番〜P の溝が、鋭く深くなった

ミドル〜ショートアイアンのスコアライン(フェースの溝)が、角が鋭く深い形に変わりました。公式はラフからのショット性能の向上を挙げています。

逆に、変わっていないこともあります。鍛造のマルチマテリアル構造、デュアルキャビティ、バリアブルバウンスソールは、2023年モデルから引き継いでいます。ヘッドの形も大きくは変わっていません。

価格の差

発売日6本セット(#5〜P)単品(#3・#4・W)
2023年モデル2023年8月25日165,000円27,500円
2025年モデル2025年8月22日178,200円29,700円

いずれもメーカー希望小売価格(税込)。実際の販売価格は店によって違います。

メーカー価格で 13,200円 上がっています。2023年モデルはすでに新品の流通が少なく、買うなら中古が中心になります。

買い替えたほうがいい人、そのままでいい人

2025年モデルを考えてよい人3番・4番を入れていて、長い番手で球が上がりきらない人
これから初めて T100 を買う人(新品で選べるのは2025年モデル)
ラフからのアイアンショットが多い人
2023年モデルのままでいい人#5〜P で組んでいて、番手ごとの距離に困っていない人
ウェッジの間隔をいまの P(46度)に合わせて組んである人
中古の2023年モデルが向く人T100 を試したいが、価格を抑えたい人
少し寝たロフトで、高さとスピンを優先したい人

そもそも T100 が自分に合うかどうかは、世代より先に考えることです。T100 はやさしいアイアンではありません。ミスはそのまま距離と方向に出ます。アイアンのランキングでは、ほかの4機種と7番のロフトをそろえて比べています。

中古で買うときの見分け方

T100 は世代が変わっても見た目がよく似ています。ヘッドの写真だけで年式を判断するのはおすすめしません。次の順で確認してください。

  1. 販売ページの年式表記を見る(「2023年モデル」「2025年モデル」)
  2. 書かれていなければ、7番のロフトを聞く(34度なら2023年、33度なら2025年)
  3. それでも分からなければ、店でロフト角を測ってもらう

年式が分からないまま買うと、手持ちのウェッジやユーティリティとの間隔がずれることがあります。T100 に限らず、中古アイアンは年式とロフトをセットで確認してください。

T100(2025年モデル)のスペックと価格を見る

私の T100 について

冒頭の写真は、私が2024年4月のラウンド中に、カートの上で撮ったものです。7番と、その後ろにもう1本並べています。

写真から分かることを書いておきます。

私は平均スコア85で、この T100 の7番がおよそ160ヤードです。ツアー向けのアイアンを使っているのは、ミスがそのまま結果に出るので、どこが悪かったかが分かりやすいからです。万人におすすめするという意味ではありません。

この記事の写真は、すべて筆者が自分で撮影したものです。メーカーの製品画像や、販売店の商品画像は使っていません。

よくある質問

2023年モデルと2025年モデルを混ぜて使ってもいいですか?

使えます。ただしロフトが1度ずれるので、例えば「2023年の #5〜9」に「2025年の P(45度)」を足すと、9番(42度)との差が3度に縮まります。混ぜる場合は、番手ごとのロフトを一覧にしてから決めてください。

1度立ったぶん、飛距離は伸びますか?

同じ番手で比べれば、少し伸びる方向です。ただし番手全体が同じだけずれるので、「番手ごとの距離の差」は変わりません。スコアに効くのは飛距離より、この差がそろっているかどうかです。

T150・T250・T350 とはどう違いますか?

T100 はシリーズの中で最もヘッドが小さいモデルです。数字が大きくなるほどヘッドが大きくなり、ロフトが立って、やさしさを重視した設計になります(球を上げやすくした T250 ロンチスペックは例外で、7番35度です)。2025年モデルの公式スペックでは、7番のロフトが T100 の33度に対して T150 は32度、T250 は30.5度、T350 は29度です(タイトリストのメーカー別ページ)。

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この記事の情報源

最終更新:2026年9月13日/運営者:ゴルフ歴5年・平均スコア85(Qi10 Max 9度・T100)

ロフトと価格は、メーカーおよび各メディアが公表した値です。