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アイアンB-FORGED 100CB と 200CB+、選ぶならどっち?違いは #4〜#7 に集まっている。シャフトは2機種とも同じ一覧から、重さで選ぶ
更新:2026年10月5日広告を含みます
B-FORGED の 100CB と 200CB+ は、8番から PW までロフトもライ角もまったく同じです。違いが出るのは #4〜#7 の長い番手で、ロフトの差はどれも1度しかありません。だから、どっちにするかは「5番と6番で、球が上がってグリーンに止まっているか」でほぼ決まります。シャフトのほうは、標準の組み合わせにしばられなくていい。公式のカスタム表を見ると、2機種には同じシャフトの一覧が同じ価格で用意されています。平均72で回るギアオタクとして、ブリヂストン公式のスペック表を読み比べて判定しました(数字は2026年9月29日に確認)。
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ギアオタクの本命
迷ったら 200CB+ 迷うのは、長い番手にまだ不安が残っているからだと思います。そして2機種の差は、まさにその長い番手に集まっています。200CB+ は中が空洞のポケット構造で、#4・#5 のソールにはタングステンが入っています。中を空洞にすると、同じ重さのヘッドでも肉を外周と底へ回せる。そのぶん芯を外したときに強くなり、重心も下げられます。ブリヂストンも、ポケットの開口部を前作より20%強広げてミスへの許容性を上げ、タングステンでロング番手の球を上がりやすくしたと説明しています。8番から PW は 100CB とロフトもライ角も同じなので、短い番手で手放すものは数字の上ではありません。
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この記事の内容
結論
100CB を選んでいいのは、いまの5番・6番で球が上がって止まっている人です。その人にとって、200CB+ の中空とタングステンは足りているものの上乗せになります。作りは一体構造の軟鉄鍛造で、ヘッドは76.3mmと 200CB+ より2.7mm小さい。標準のシャフトも114〜129gの重めまでそろっています。
どちらも買わなくていい人もいます。前作の 241CB・242CB+ を不満なく使っているなら、ロフトもライ角も全番手同じなので距離の階段は変わりません。7番のロフトが30度より立ったアイアンから替えると、同じ番手で距離が落ちたように感じるはずです。そういう人は、ブリヂストンなら 258CBP(7番30度)や BX2HT(7番28度)を見るほうが筋が通ります。
どっちにするかを決める4つの条件
条件は、公式のスペック表か自分のクラブで確かめられるものだけにしました。結果を見てから条件を動かすことはしません。
| 条件 | 100CB 寄り | 200CB+ 寄り |
|---|---|---|
| 1. いまの5番・6番の高さ | 球が上がってグリーンに止まる | 上がりきらない。5番と6番の距離があまり変わらない |
| 2. いまのアイアンのシャフトの重さ | 110g以上(標準で114〜129gがある) | 100g前後以下(標準で95〜104g、カーボン77gもある) |
| 3. いまの7番のロフト | 32度前後 | 31度前後 |
| 4. 構えたときの大きさ | 小ぶりがいい(ヘッド76.3mm) | 少し大きい方が安心(79mm) |
いちばん効くのは1です。長い番手は、球が上がりきらないと番手どうしの距離が詰まります。5番と6番で残り距離が同じくらいになるなら、足りないのはロフトより高さのほうです。
条件に入れなかったものも書いておきます。ヘッドスピードの目安と、バウンス角です。どちらもブリヂストンの公式ページに数字が無いので、ここから「何m/sなら100CB」とは言えません。入射角(クラブが上から入るか、払うように入るか)もバウンス角が無いと数字で比べられず、判定には使っていません。
8番から PW は同じ。違いは #4〜#7 に集まっている
| 番手 | #4(特注) | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100CB ロフト | 22度 | 25度 | 28度 | 32度 | 36度 | 41度 | 46度 |
| 200CB+ ロフト | 21度 | 24度 | 27度 | 31度 | 36度 | 41度 | 46度 |
| ライ角(共通) | 60.5度 | 61度 | 61.5度 | 62度 | 62.5度 | 63度 | 63.5度 |
| 100CB FP | 3.65mm | 3.85mm | 4.15mm | 4.35mm | 4.75mm | 5.15mm | 5.35mm |
| 200CB+ FP | 3.15mm | 3.35mm | 3.65mm | 3.85mm | 4.35mm | 4.75mm | 5.25mm |
| 長さ(TOUR105 DUAL FLOW) | 特注 | 38.25 | 37.75 | 37.25 | 36.75 | 36.25 | 35.75 |
ロフトの差は #4〜#7 で1度ずつ。番手の間隔は4〜5度なので、1度は番手1つの4分の1から5分の1です。筆者の7番は160ヤード(実測)ですが、この1度で番手選びが変わる場面はほとんど思いつきません。
見落とされやすいのは FP のほうです。FP は、シャフトの軸の線からリーディングエッジ(刃)がどれだけ前に出ているかの長さで、小さいほど刃が後ろに下がった、いわゆるグースの顔になります。200CB+ は #4〜#7 で、100CB より0.5mm小さい。8番から下は差が縮まり、PW では0.1mmです。ロフトと同じで、2機種の違いは長い番手に寄せて作られているのが分かります。
ギアオタクの目:中空とタングステンは、長い番手のためにある
作りの違いを並べます。どちらもヘッドは軟鉄(S20C)の鍛造です。
100CB は一体構造。打点の裏の肉を前作よりさらに厚くした「インパクトコア」で、ブリヂストンは打感を良くするための設計だと説明しています。ソールは3層にトゥ・ヒールの削りを加えた形です。製品ページの原産国は日本です。
200CB+ は中が空洞の「インナーポケットPlus」。リブ(中の補強の柱)を前作より太くし、ポケットの開口部を20%強広げています。#4・#5 だけソールにタングステンが入り、ソールは軟鉄鍛造では標準的なラウンド形状にトゥ・ヒールの削りを加えたもの。原産国は中国と日本です。
私がこの表で面白いと思ったのは、タングステンが #4・#5 にしか入っていないことです。重心を下げる重りを全番手に入れず、長い番手だけに置いている。やさしさを足したい場所を、メーカー自身が #5 から上だと決めているということです。FP が長い番手で0.5mm小さいのも、同じ向きの設計です。
打感については、私が打ち比べたわけではないので良し悪しは書きません。作りから言えるのは、打感に向けた設計を前に出しているのは 100CB のほう、というところまでです。
コンボは #7 と #8 の間で切るのが素直
ブリヂストンは2機種を1本ずつ混ぜられる前提で作ったと説明していて、公式ページには推奨のコンボ例も載っています。では、どこで切るか。ロフトで計算します。
- #5〜#7 を 200CB+、#8〜PW を 100CB:ロフトは24・27・31・36・41・46度。200CB+ の6本セットと同じ並びなので、距離の階段は崩れません
- #5・#6 を 200CB+、#7〜PW を 100CB:#6 の27度から #7 の32度へ、5度あきます。100CB どうしなら4度の間隔です
#7 と #8 の間で切るときに気をつけたいのは、顔の変わり方です。FP が 200CB+ の #7(3.85mm)から 100CB の #8(4.75mm)へ0.9mm跳ぶ。同じモデルの中では1番手ぶんの変化が0.2〜0.5mmなので、その倍近くになります。店で2機種を並べて構え、気にならないかを確かめてから決めてください。
もう一つ使える手があります。カスタムメイドで注文すると、ライ角・ロフト角の調整費用は無料と公式に書かれています(調整できる幅はモデルごとの表示の範囲内、納期は約3週間)。#7 で切りたい人は、注文のときにロフトの流れを相談できます。
シャフトは標準で選ばない。いまの重さ±10gで選ぶ
まず標準シャフトです。2機種で並びがはっきり分かれています。
| 100CB | 200CB+ | |
|---|---|---|
| 6本セット(#5〜PW)の標準 | MODUS³ TOUR120(S・114g)/TOUR105 DUAL FLOW(S・104g)/Dynamic Gold HT(S200・129g) | TOUR105 DUAL FLOW(S・104g)/N.S.PRO 950GH neo(S・98g)/Dynamic Gold 95(S200・95g) |
| 製品ページの特注専用 | MODUS³ TOUR115(S・118.5g) | TENSEI BS Black 80i(カーボン・S・77g) |
| 7番の重さ(公式値) | 420g(TOUR105 DF)〜441g(DG HT) | 415g(DG95)〜420g(TOUR105 DF) |
| 6本セットの価格 | 158,400円 | 158,400円(Dynamic Gold 95 は165,000円) |
ここで早合点しやすいのが、「軽いシャフトがいいから 200CB+」という選び方です。公式のカスタムメイドのスペック表(発行2026年8月19日)は、100CB と 200CB+ でシャフトの一覧が同じです。950GH neo は 100CB にも付くし、Dynamic Gold HT は 200CB+ にも付きます。一覧の多くは1本26,400円で、6本にすると標準セットと同じ158,400円です(銘柄によっては1本27,500円〜38,500円)。だからヘッドは上の4つの条件で決め、シャフトは別に選べばいい。
選び方は、このサイトでずっと使っているものさしと同じです。いま使っているシャフトの重さを調べ、そこから±10gで候補を作る。硬さ(S・R)の記号は、重さを決めたあとで十分です。
いまのシャフトの重さ別、公式の一覧から選ぶなら
| いまのシャフト | 候補(公式の一覧から) | 重さ・調子 | #5 の重さ | 1本の価格 |
|---|---|---|---|---|
| 120g台のスチール | Dynamic Gold HT S200 | 129g・元調子 | 428g | 26,400円 |
| 110g台のスチール | N.S.PRO MODUS³ TOUR120 S/TOUR115 S | 114g・中元調子/118.5g・元調子 | 416g/419g | 26,400円 |
| 100〜110g のスチール | N.S.PRO MODUS³ TOUR105 DUAL FLOW S | 104g・元調子 | 406g | 26,400円 |
| 90g台のスチール | N.S.PRO 950GH neo S/Dynamic Gold 95 S200 | 98g・中調子/95g・中元調子 | 405g/402g | 26,400円/27,500円 |
| 80g台のスチール | N.S.PRO 850GH neo S | 88g・中調子 | 396g | 26,400円 |
| 70〜80g台のカーボン | TENSEI BS Black 80i S | 77g・中調子 | 382g | 26,400円 |
100〜110g のスチールを使っている人には、TOUR105 DUAL FLOW を最初に見てほしいと思っています。2機種の両方で標準になっている唯一のシャフトで、7番の重さはどちらのヘッドでも420g。コンボにしても、持ち替えたときの重さがずれません。
90g台の人は、950GH neo と Dynamic Gold 95 のどちらでも重さはほぼ同じです。違いは調子で、950GH neo は中調子、Dynamic Gold 95 は中元調子。価格は Dynamic Gold 95 のほうが1本1,100円高くなります。
勧めないのは、60g台までのカーボンを 100CB・200CB+ に組む選び方です。一覧には Diamana iB65(61g)などもあります。それでも、7番31〜32度のヘッドを60g台で振る人なら、ヘッドの側を 245MAX(7番27度)や BX2HT(7番28度)にしたほうが、クラブ全体の筋が通ると私は考えます。
こんな人に合う・合わない
200CB+ が合う人
- 5番・6番で球が上がりきらない。#4・#5 のタングステンと中空が、そこに向けた作りです
- いまのアイアンのシャフトが100g前後か、それより軽い
- 構えたときに、少し大きめのヘッド(79mm)と、少しグースの顔のほうが安心できる
- 迷っている。8番から下は 100CB と同じロフトなので、失うものが小さい
100CB が合う人
- 5番・6番でも球が上がり、グリーンで止まっている
- 110g以上のスチールを使っていて、標準のままで組みたい
- 小ぶりのヘッド(76.3mm)と、刃が前に出た顔が好き
- 一体構造の軟鉄鍛造を選びたい。打感に向けた設計を前に出しているのはこちらです
どちらも合わない人
- 前作 241CB・242CB+ に不満がない。ロフトもライ角も全番手同じで、セットは13,200円上がっています
- 7番のロフトが30度より立ったアイアンを使っていて、距離を落としたくない
- 60g台までのカーボンで振りたい。ヘッドをやさしい側に替えるほうが先です
- 左打ち。2026年9月29日時点で左用は出ていません
更新履歴
2026年9月29日:「どっちを選ぶか」とシャフトの選び方の記事に書き直しました。標準シャフトの表に、製品ページで特注専用とされている MODUS³ TOUR115(100CB)と TENSEI BS Black 80i(200CB+)を足し、FP(フェースプログレッション)とカスタムのスペック表を加えました。
よくある質問
B-FORGED 100CB と 200CB+ は、どっちがやさしいですか?
ブリヂストンは、200CB+ を100CB の考え方に安心感とやさしさを足したモデルと位置づけています。200CB+ は中が空洞のポケット構造で、#4・#5 にタングステンが入り、ヘッドは79mm(100CB は76.3mm)。ただし8番から PW はロフトもライ角も同じで、違いは #4〜#7 に集まっています。5番・6番で球が上がりきらない人ほど、差が出やすい作りです。
100CB に軽いシャフトを付けられますか?
付けられます。公式のカスタムメイドのスペック表(発行2026年8月19日)は、100CB と 200CB+ で同じシャフトの一覧で、N.S.PRO 950GH neo(98g)や 850GH neo(88g)も1本26,400円で選べます。カスタムメイドの納期は約3週間で、注文時のライ角・ロフト角の調整費用は無料と公式に書かれています(2026年9月29日確認)。
241CB・242CB+ から買い替えるべきですか?
ロフトとライ角は全番手同じなので、番手ごとの距離の感覚は変わりません。変わったのは打点の裏の厚み(100CB は #7 で約20%厚く)、ポケットの開口部(200CB+ は20%強広く)、ソールとフェースの仕上げです。6本セットは145,200円から158,400円へ13,200円上がっています。前作に不満がなければ、急いで替える理由は大きくありません。
B-FORGED 100CB・200CB+ に左用はありますか?
2026年9月29日時点で、製品ページにもカスタムメイドの一覧にも左用はありません。カスタムメイドの一覧に載っている左用のアイアンは、前作の 242CB+ です。
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この記事の情報源
- ブリヂストンゴルフ公式:【B-FORGED】100CB アイアン(スペック・シャフト・価格)
- ブリヂストンゴルフ公式:【B-FORGED】200CB+ アイアン(スペック・シャフト・価格)
- ブリヂストンゴルフ公式:B-FORGED スペシャルサイト(ヘッドサイズ・ソール形状・コンボの説明)
- ブリヂストンゴルフ公式:カスタムメイドクラブサービス
- ブリヂストンゴルフ公式:100CB カスタムスペック表(発行2026年8月19日)
- ブリヂストンゴルフ公式:200CB+ カスタムスペック表(発行2026年8月19日)
- ブリヂストンスポーツ ニュースリリース:B-FORGED 100CB / 200CB+(2026年7月29日)
- ブリヂストンスポーツ ニュースリリース:241CB / 242CB+(2024年8月6日)
- ブリヂストンゴルフ公式:アイアン一覧
- ブリヂストンゴルフ公式:258CBP
- ブリヂストンゴルフ公式:BX2HT
- ブリヂストンゴルフ公式:245MAX