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ボイスキャディのオートピン(APL)は、どの機種で、どのコースで使えるか10月9日に始まった、その日のピン位置を自動で入れる無料のサービスを公式の数字で読む

更新:2026年10月9日広告を含みます

ボイスキャディのオートピン(APL)が、2026年10月9日(金)に日本で始まりました。その日のピン位置を、距離計に自動で入れるサービスです。料金は無料。
公式のお知らせに載っている対応製品は、腕時計型の T12 PRO とレーザーの SL mini の2つ。対応するゴルフ場は約504です。
腕時計型の距離計は、ふつうグリーンの中央までの距離を出します。ピンが手前でも奥でも、同じ数字。そこが変わります。
平均72・ベスト68、ふだん道具の作りばかり調べているギアオタクとして、プレスリリースと公式のお知らせを読み比べました。自分に効くのか、いまの距離計のままでいいのか。そこを決められます。

ボイスキャディ SL mini の商品画像と、オートピン APL の開始日・料金

見出し画像の商品画像:楽天市場(広告)|ボイスキャディ SL mini(対応製品)

ギアオタクの本命

効くのは、対応コースを腕時計型で回る人。 レーザーの距離計は、旗に当てて距離を測ります。つまり、ピンまでの数字は前から出ていました。出ていなかったのは腕時計型のほうです。GPS が知っているのはグリーンの形と自分の位置で、今日の旗がどこに立っているかは知りません。だから中央の距離を出すか、自分で指で動かすかでした。オートピンは、その足りなかった1つを外から入れる仕組みです。腕時計の軽さのまま、レーザーに近い数字が手首に出る。私が T12 PRO を持っていたら、今日つなぎます。0円ですから。

オートピンに対応する2機種の値段楽天市場・2026年10月9日 10:27 時点

ボイスキャディ SL mini新品・安い順

ボイスキャディ SL mini の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

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この記事の内容

  1. 結論
  2. 10月9日開始・無料。対応は約504ゴルフ場から
  3. 公式ページの対応製品は T12 PRO と SL mini の2つ
  4. 腕時計型が知らなかったのは、今日の旗の位置
  5. レーザーを持っている人は、旗が見えないホールだけ効く
  6. ガーミンの新機種は別料金、ボイスキャディは無料
  7. 買う前に、よく行くコースが入っているかを見る
  8. T12 PRO と SL mini、どちらを選ぶか
  9. 買わなくていい人
  10. よくある質問

結論

先に足切りを3つ。
よく行くコースが対応していない人。そのコースでは、今日からも中央の距離のままです。
ラウンド中にスマホを持ち歩かない人。アプリとの Bluetooth 接続と、スマホの通信が条件です。
レーザーを持っていて、旗が見えるコースが多い人。ピンまでの距離は、もう測れています。

10月9日開始・無料。対応は約504ゴルフ場から

VC Japan が2026年10月8日に出したプレスリリースと、同じ日付の公式のお知らせから拾った数字です。

この表は横にスクロールできます右へスライド →
項目内容
開始日2026年10月9日(金)
料金無料(追加料金なし)
対応ゴルフ場約504(お知らせ)。リリースは「約500コース」
このあと240コースの追加が確定(計740)。最終の目標は1,000以上
公式ページの対応製品T12 PRO(腕時計型)、SL mini(レーザー)
要るもの専用アプリ、Bluetooth 接続、スマホの通信
対応していないホールグリーン中央までの距離。手動でピンを動かせる

出典:VC Japan のプレスリリース(2026年10月8日)と、ボイスキャディ日本公式のお知らせ(2026年10月8日付)。2026年10月9日確認。

目標の1,000に対して、始まりは504。ちょうど半分です(筆者の計算)。追加が決まっている240を足しても740で、まだ4分の3。

なので、最初にやることは1つだけ。
自分がよく行くコースが入っているかを見ます。対応コースは公式サイトとアプリの中で確かめられる、とリリースに書かれています。入っていなければ、この記事の残りは「追加されたら読む話」です。

韓国では2020年に始まっていて、累計の利用は500万回を超えた、と同社は説明しています。日本が最初の実験台、という話ではありません。

公式ページの対応製品は T12 PRO と SL mini の2つ

この表は横にスクロールできます右へスライド →
機種タイプ公式ストアの価格(税込)
T12 PRO腕時計型(GPS)59,950円
SL miniレーザー+GPS48,400円

出典:ボイスキャディ日本公式ストア。2026年10月9日確認。店の値段は下の箱で見られます。

ここは、リリースとお知らせで書き方が違います。

プレスリリースの書き方は広い。「これまでに販売された製品のうち、対応可能なすべてのモデル」。最新モデルだけでなく、すでに売られた Bluetooth 対応のモデルでも使える、とあります。ただし機種名は1つも出てきません。

公式のお知らせは逆です。「オートピン対応製品」の欄に並んでいるのは、T12 PRO と SL mini。2つだけでした(2026年10月9日に確認)。

どちらが正しいのか。
分かりません。T11 PRO や T-Ultra のような前の機種を持っている人は、リリースを読めば使えそうに見え、お知らせを読めば名前がありません。買い足す前に、手持ちの機種をアプリにつないで確かめる。それがいちばん早くて、0円です。

アプリの名前も2つ出てきます。お知らせの手順には「MyVoiceCaddie 又は VOICECADDIE Golf アプリ」、同じページの質問の欄には「MyVoiceCaddie アプリとの連携が必要」。迷ったら MyVoiceCaddie から、で外れません。

腕時計型が知らなかったのは、今日の旗の位置

GPS の距離計が持っているのは、地図です。グリーンの形、バンカーの位置、自分がいま立っている場所。全部、昨日も今日も同じもの。

旗だけが毎日動きます。
だから腕時計型は、動かないものを基準にしてきました。グリーンの手前、中央、奥。3つの数字を出して、あとは打つ人が旗を見て足し引きする。

オートピンは、動く1つを外から入れます。入れ方は2通り。リリースの説明です。

  1. カートナビのデータ。国内の多くのゴルフ場に入っているカートのナビには、その日のピン位置が入っています。それを使う。
  2. ピンに付ける通信の機器(APL)。赤いキューブの形で、旗の位置を集めて送る。同社は、より精度の高い位置が取れると説明しています。

うまい。
1つ目は、ゴルフ場が新しい設備を入れなくて済むやり方です。いきなり約504から始められたのは、たぶんこれが理由だと私は読みました。

では、何ヤード変わるのか。仮の例で計算します。
私の7番は160ヤードです(筆者の実測)。番手ごとの差を10ヤードと置くと、8番が150。グリーンの奥行きを30ヤード、中央までを150ヤードとします。
中央だけを見れば8番です。でも旗が奥の端なら165で、7番でも5ヤード足りない。手前の端なら135で、9番でも大きい。中央の数字で打った球は、最大で1番手半ずれます(筆者の実測をもとに計算した目安。グリーンの数字は仮のものです)。
1番手半。バーディーパットと、奥のラフからのアプローチの差になる距離です。

弱い所も、リリースに書いてあります。
ラウンドの途中でピンの位置が変わったとき、反映まで時間差が出ることがある。それと、スマホの通信がつながっていること。山のコースで電波が切れる所では、どうなるか。そこまでは公式に書かれていません。

レーザーを持っている人は、旗が見えないホールだけ効く

意外かもしれませんが、対応製品の片方はレーザーです。SL mini。

レーザーは旗に当てれば、ピンまでの距離が出ます。誤差は±1ヤード。オートピンが無くても、数字は出ていました。
じゃあ何のために付いたのか。

旗が見えないときです。
打ち上げで旗の先しか見えないホール、木の向こうに回り込むホール、朝の霧。レーザーは当てる相手が見えないと測れないので、GPS も積んでいる SL mini は、そういうホールでは地図の側の数字に頼ることになり、その数字が今回、中央から今日のピンに変わります。効くのはそこ。

逆に言うと、ほかのレーザーを持っていて、旗が見えるホールが大半の人。この人がオートピンのために SL mini へ買い替える理由は、私には見つかりません。

ガーミンの新機種は別料金、ボイスキャディは無料

ちょうど2日前、ガーミンが Approach S72 を発表しました。128,000円。グリーンの傾きを読む機能やパットの分析は、アプリの有料会員が要ると公式に注記があります。

ボイスキャディのオートピンは違います。0円。本体を持っている人なら、アプリにつなぐだけでそのまま使えて、あとからお金を足す場面がありません。

同じ土俵の機能ではないので、どちらが上という話にはなりません。S72 が足したのは打ったあとに読む記録で、オートピンが足したのは打つ前に見る距離です。
ただ、打つ前の1つの数字が欲しいだけの人にとって、59,950円の本体だけで済むのは大きい。差は68,050円あります(筆者の計算)。

競技の話も1つ。
ピンまでの距離は、ゴルフ規則4.3a がラウンド中に認めている「距離の情報」の側です。認められていないのは高低差の計測のほうで、こちらは機種の設定で切って使います。距離計そのものを禁じる競技もあるので、出る前に委員会の決まりを見てください。

買う前に、よく行くコースが入っているかを見る

切り分けの流れ図。オートピンは自分に効くか。まず、よく行くコースが対応しているかを公式サイトとアプリで確かめる。対応コースを腕時計型で回る人は、中央の距離がピンの距離に変わるので効く。レーザーを持っている人は、ピンを直接測れるので、旗が見えないホールだけ効く。対応していないコースでは中央の距離のままで、変わらない。試す順は、対応コースを調べる0円、手持ちの機種をアプリにつなぐ0円、SL mini 48,400円、T12 PRO 59,950円。
オートピンが自分に効くかの切り分けと、試す順番

順番を間違えると、59,950円が中央の距離を出すだけの時計になります。先に0円でできることを2つ。

  1. よく行くコースを3つ書き出して、対応しているか調べる。公式サイトかアプリで見られます。3つとも入っていなければ、今は待ち。追加の240コースが出てから見直します。
  2. ボイスキャディを持っている人は、アプリにつなぐ。公式ページに名前が無い機種でも、リリースは Bluetooth 対応のモデルで使えると書いています。つないで、対応コースでピンが動くかを見る。
  3. ここで初めて、買うかどうか。腕時計型で回りたい人は T12 PRO、旗に当てて測りたい人は SL mini です。

そもそも、ピンまでの距離が分かればスコアが縮むのか。
グリーンを外す理由が左右の曲がりなら、距離の数字を良くしても変わりません。直近3ラウンドで外したホールを「ショート・オーバー」と「左右」に分けて数える。前後のミスが多い人だけ、この話の客です。

レーザーと腕時計型を重さと価格で並べた表は、距離計のおすすめランキングにあります。

T12 PRO と SL mini、どちらを選ぶか

T12 PRO。オートピンがいちばん効く1本

腕時計型は、構えに入る前に手首を見るだけで済みます。レーザーのように、取り出して、覗いて、当てる手間が無い。足りなかったのはピンの位置だけでした。
そこが埋まる。入っているコースで回る日に限れば、腕時計型の弱点が1つ消えます。2機種のうち、今回の恩恵をまるごと受けるのはこちらです。

こんな人にピッタリ

選ばない方がいい人

SL mini。旗が見えない日の保険が付いたレーザー

約130gのレーザーで、測れるのは5〜800ヤード、誤差は±1ヤード(公式ストアの記載)。ふだんは旗に当てて測り、見えないホールだけオートピンに頼る。使い分けがはっきりしています。
対応していないコースでも、レーザーとしての仕事は何も変わりません。行き先が決まっていない人には、こちらのほうが外れが少ない。細かいスペックはボイスキャディ SL mini の評価に書きました。

こんな人にピッタリ

選ばない方がいい人

買わなくていい人

お金のかからない順に並べます。対応コースを調べる(0円)。手持ちの機種をアプリにつなぐ(0円)。それでも要るなら SL mini(48,400円)か T12 PRO(59,950円)。

コースが740に増えたときと、対応製品の欄が変わったときは、この記事を書き直します。

2026年に出たほかの距離計は最新の距離計 2026に並べています。

あなたがいちばんよく行くコースは、今日のピンが入るコースでしたか。

更新履歴

よくある質問

ボイスキャディのオートピン(APL)はいつから、いくらで使えますか?

日本では2026年10月9日(金)に始まりました。対応製品を持っていれば追加料金なしで使えます(2026年10月9日、VC Japan のプレスリリースと公式のお知らせで確認)。

オートピンの対応機種はどれですか?

公式のお知らせの「オートピン対応製品」に載っているのは T12 PRO と SL mini の2つです(2026年10月9日確認)。プレスリリースには、すでに販売された Bluetooth 対応のモデルでも使えるとありますが、機種名は書かれていません。前の機種を持っている人は、アプリにつないで確かめるのが早道です。

どのゴルフ場で使えますか?

開始時点で国内の約504ゴルフ場です。240コースの追加が決まっていて、同社は最終的に1,000コース以上を目標にしています。対応コースは公式サイトとアプリの中で確かめられます。対応していないホールでは、グリーン中央までの距離が出ます。

使うのに必要なものは何ですか?

スマートフォンの専用アプリ(MyVoiceCaddie)と、距離計との Bluetooth 接続、スマホの通信です。対応コースでいつもどおりゴルフモードを始めると、その日のピン位置が入ります。ラウンド中にピン位置が変わったときは、反映まで時間差が出ることがあります。

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この記事の情報源

最終更新:2026年10月9日

スペックと価格は、メーカーの公式サイト・プレスリリースと各メディアが公表した値です(2026年10月9日確認)。当サイトが計測した数値ではありません。